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教育・子育て百科 第7回 その2

あそび、非行、無気力の不登校の再登校への支援

金子 保

2 あそび、非行型の指導

多くは帰宅した時に保護者が不在であり、自由に外出し、ゲームセンターやマンガ喫茶などの出入りも多く、強い交友関係を持っているものです。

本人と話し合い、人生について考えさせ、全教科でなく、生活の基本に関係する国語を中心に学力の回復を考えることです。そして、問題なのは、この非行グループからぬけることですが、これは大変に困難な仕事です。多くの場合、家庭は放任であることも多く、協力を得にくい場合も多いのです。

この場合には、警察の少年係に相談し、非行グループからぬけだせるように支援をする必要があります。少年係の人々は、深く研究している人が多いので協力を得たいものです。

担任か、生徒指導係、教育相談係などが本人絵の働きかけを多くして、信頼関係を強めることでしょう。親も十分い話し合えば我が子の教育ですので協力的になるものです。

 

3 無気力型の不登校の再登校への支援

文科省の不登校の型別の説明にもありますが、無気力でなんとなく登校しない者、登校しない事への罪悪感が少なく、迎えに行ったり、強く催促したりすると登校するが長続きしないと説明されている通りの性格行動を示すものです。

第一には、家庭訪問し、本人へのカウンセリングを実施することです。小学校の場合は、再登校への種々の説明をし、朝登校への意欲が少ないことから、迎えに行くとか、友人に迎えに行ってもらうとかの方法が効果的です。

学校にきてからの友人関係を強める配慮、学習についてのが配慮が必要です。特別指導も必要でしょう。わからない所を個別に深く教えてやる、通人には面倒を見てもらう方法も効果的です。家庭での指導も十分にしてもらうことです。

この型の不登校は小学校4年生頃から増加し中が校で大変に多くなる傾向でしたが、近年は幼児期教育と関連し、2年生で多くなる傾向が見られ、早期の指導が考えねばならないでしょう。

2006.11.30

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ご協力いただいている執筆者の略歴:金子 保(かねこ たもつ)

金子 保(かねこ  たもつ)1931年生まれ。54年に埼玉大学教育学部助手(教官コース)として教育心理の研究を始める。61年から5年間、公 立小学校の現場で教鞭を執った後、65年からの19年間に、埼玉県立教育研究所県立教育センター の指導主事、相談部長などを、87年からの18年間には、国際学院埼玉短期大学幼児教育科教授、幼児教育学科長などを それぞれ歴任した。文部省中央研修 講師、厚生省保育士研修会講師、 文部省不登校指導資料作成委員とし ても活躍。このような経歴を持つ実践・研究者は日本でただ1人。現在、 さいたま市教育相 談センター所長、同大学客員教授。
主な著書は、「授業困難・学級崩壊はこうして乗り 越える」(小学館)、「親と ともに乗り越える問題行動―幼児期の子育てはこうすれば安心」(小学館)、「不登校の予防と 再登校への支援」(田研出版)、 「幼児の気になる行動解決支援の方法」( 田研出版)など。