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インターネットと若者の心理 第15回 その1

ネットゲーム依存とひきこもり(12)

牟田武生

インターネットは子ども達の遊び方を変えた。カウンセラーや学校の先生方の 一部の人達は、あらかじめプログラムされたクリアで終わるテレビゲームと チャットができ、双方向性でエンドレスのオンラインゲーム(ネットゲーム)の 区別がつかない。テレビゲームには飽きがくるが、オンラインゲームにはネット 依存の危険性が含まれていることに気が付いていない。

現実社会にこころの居場所を失った不登校の子ども達でテレビゲームを遊びと して育ったゲームに親愛感を感じる子ども達は規制しなければ、必ずというほど ネット依存になっていく。

ネット依存はオンラインゲームをやっている子どもや若者だけでない。

2ちゃんねるなどの掲示板にはまってしまって、情報を読み、チャットして楽しむ “2ちゃんねらー”と呼ばれる人たちも毎日3時間以上やり、それをやらなけれ ば、精神的に落ち着かない人もネット依存である。

また、チャットをやり続ける 人、何か調べる目的があってネット検索をしているのではなくて、興味のあるも のから、あるものへ、ネットサーフィンを何時間も続ける人も同じである。

第15回その2に続く


2006.3.3


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ご協力いただいている執筆者の略歴:牟田武生(むたたけお)

牟田武生(むたたけお) 1947年生まれ。72年に民間の教育相談機関である教育研究所を設立し、不登校を含めた 教育問題の相談・援助活動に取り組んでいる。現在、 NPO法人教育研究所(横浜市港南区)理事長。91年に教師・カウンセラー・児童相談所の相 談員等不登校にかかわる専門家を対象にした研修機関として不登校問題研究会を設立。元NHKラジオ「子どもと教育電話相談」相談員、不登校問題研究会代表幹事、元文部省 「不登校の実態に関する調査」検討委員会委員。
主な著書:『ひきこもり/ 不登校の処方箋 増補版』(オクムラ書店)、『すぐに解決!子どもの緊急事態Q&A』 ( オクムラ書店)、『ネット依存の恐怖』(教育出版)など。