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インターネットと若者の心理 第17回 その1
インターネット依存からの脱出(2)
牟田武生
ネットゲームやチャットに依存していく原因になっている「見捨てられ不安」は、 今一緒にパーティを組んでいる仲間とずっと一緒にゲームをしていないと、仲間から 忘れ去られるのではないだろうかとか、仲間はずれになってしまうのではないかとい う不安からパソコンを常にONの状態しておく。
チャット依存の人も相手からメールが返ってくると、すぐに返事を出さないと、相手 の人に変な人とかおかしな人と思われ、メールの交信が出来なくなるのではないかと いう不安に駆られ、送受信を絶え間なくやる状態に陥る。
ネットゲーム依存とチャット依存の人に共通して見られる心理は、仲間や相手に嫌わ れるのではないか、見捨てられるのではないかという心理である。
この心理は自分に対する自信のなさや孤独が背景にある。
第17回その2に続く
2006.5.12
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ご協力いただいている執筆者の略歴:牟田武生(むたたけお)
1947年生まれ。72年に民間の教育相談機関である教育研究所を設立し、不登校を含めた
教育問題の相談・援助活動に取り組んでいる。現在、
NPO法人教育研究所(横浜市港南区)理事長。91年に教師・カウンセラー・児童相談所の相
談員等不登校にかかわる専門家を対象にした研修機関として不登校問題研究会を設立。元NHKラジオ「子どもと教育電話相談」相談員、不登校問題研究会代表幹事、元文部省
「不登校の実態に関する調査」検討委員会委員。主な著書:『ひきこもり/ 不登校の処方箋 増補版』(オクムラ書店)、『すぐに解決!子どもの緊急事態Q&A』 ( オクムラ書店)、『ネット依存の恐怖』(教育出版)など。